・栃木・福島地域
・岐阜・愛知地域
・三重・畿央地域
1999年12月の国会等移転審議会答申により、移転先候補地として「栃木・福島地域」「岐阜・愛知地域」の2地域、リニア中央新幹線やびわこ空港の完成を見込んだ移転先候補地として「三重・畿央地域」の1地域が選定された。他に候補に挙がっていたのは「宮城地域」「茨城地域」「静岡・愛知地域」の3地域。国会等移転審議会答申の参考資料第1編第5章「移転先候補地の新都市のイメージ等」では、「栃木・福島地域」は栃木県那須塩原市、「岐阜・愛知地域」は岐阜県土岐市、「三重・畿央地域」は滋賀県甲賀市あたりに、中心となる国会都市が想定されている。この計画は結局、候補地を絞りきれないまま数年で立ち消えとなってしまったが、2011年3月の東日本大震災の発生で副首都構想という形で新たな展開を迎えた。