【競馬血統】イクイノックスの能力と適性

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スピードS スタミナA パワーA 根性B 気性C

キタサンブラックの初年度産駒。母シャトーブランシュは13年ローズS2着、15年マーメイドS1着など息の長い活躍を見せた。1つ上の半兄ヴァイスメテオール(父キングカメハメハ)も21年ラジオNIKKEI賞を勝って、今年もメトロポリタンS1着など期待されている素質馬。成長力に関しては申し分ない。父キタサンブラックと同様、その立派な骨格に相応しい身がついてくるのは秋以降だろう。

母父キングヘイローは近年、ディープボンド(父キズナ)、ピクシーナイト(父モーリス)、ウォーターナビレラ(父シルバーステート)など活躍馬が急増。これらはいずれもHaloとLyphardのクロスを持っており、スピードの持続力という点で特筆すべきものがある。とはいえ、イクイノックスが東スポ杯2歳Sで見せた末脚はこのクロスだけでは説明できないほど素晴らしいものであった。

母母ブランシェリーは父トニービン、母父Alleged、母母父Nureyev。スタミナと底力に優れた血を重ねられており、一昔(20~30年)前の東京2400mを意識した血統構成となっている。キタサンブラック産駒も今のところ東京に良績が集中しており、この馬自身も長躯で大跳びのため、ベストな舞台は東京の2000~2400mと見る。

ただし、Haloの影響が強く出ているためか、その極上の切れ味と引き換えに、体質面と精神面において他馬より脆弱な部分が見られる。皐月賞の時のように他馬と接触した場合、あるいはダービーの時に想定される大観衆を前にした場合など、必要以上に消耗して本来の力を発揮できない可能性も考えておきたい。