日本人の三大生活習慣病

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・悪性新生物(がん)

・心疾患(心臓病)

・脳血管疾患(脳卒中)

これは「三大疾病」ともなる。「三大成人病」と呼ばれることもあるが、根本的な原因を加齢ではなく生活習慣に求める風潮から、「成人病」という呼び方自体が徐々に減ってきている。この3つの疾患はこの50年ほど、日本人の「三大死因」でもあった。厚生労働省の人口動態統計によると、2011年度より肺炎が脳血管疾患を抜き、2015年度の死因別死亡数の割合は、悪性新生物が28.7%、心疾患が15.2%、肺炎が9.4%、脳血管疾患が8.7%、老衰が6.6%の順となっている。

また、主に生命保険会社では、糖尿病と高血圧性疾患を加えて「五大生活習慣病」、さらに肝疾患(肝硬変など)と腎疾患(慢性腎不全など)を加えて「七大生活習慣病」という言葉も使用される。「五大疾病」ということになれば、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、そして精神疾患が厚生労働省により指定されているが、この「五大疾病」と「五大生活習慣病」は生命保険会社の世界でも混同されることがままある。

資料:日本人の死因ランキング