日本三大悲劇の名馬

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・キーストン(1965年世代)

・テンポイント(1978年世代)

・サイレンススズカ(1997年世代)

いずれも一時代を築いた名馬で、連勝を重ねての1番人気で重賞競走に出走し、そのレース中に脚部を故障してこの世を去っている。キーストンは1967年の阪神大賞典、テンポイントは1978年の日本経済新春杯(現在の日経新春杯)、サイレンススズカは1998年の天皇賞(秋)で故障を発生。サイレンススズカの天皇賞(秋)はGI競走で単勝1.2倍という圧倒的な支持を得ていた中での悲劇であった。テンポイントは一月以上に渡る闘病生活が社会現象にもなり、キーストンは故障した脚を引きずりながら落馬した騎手のもとに歩み寄る姿が今も語り継がれる。

他には、菊花賞と2度の天皇賞(春)を制して1995年の宝塚記念に出走したライスシャワー(92年世代)と、エリザベス女王杯と数々のダートの大レースを制して1997年のドバイワールドカップに挑んだホクトベガ(93年世代)が、それぞれ引退レースで転倒するほどの大きな故障をして非業の死を遂げている。