近現代日本の三大小説

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・夏目漱石『こゝろ』(1914年)

・太宰治『人間失格』(1948年)

・村上春樹『ノルウェイの森』(1987年)

漱石(1867年~1916年)自身にとって『こゝろ』は決して最高傑作というわけではなかったかもしれないが、発行部数は2014年に新潮文庫だけで700万部を突破し、100年を経た今でも売れ続けている。その『こゝろ』が新潮文庫の累計発行部数1位で、2位が次点を大きく引き離して太宰治(1909年~1948年)の『人間失格』。現代に目を転じれば、2009年に累計発行部数1000万部を突破した村上春樹(1949年~)の『ノルウェイの森』が文学史に名を刻みつつある。