・スタインウェイ
・ベヒシュタイン
・ベーゼンドルファー
ニューヨーク(アメリカ)のスタインウェイ、ベルリン(ドイツ)のベヒシュタイン、ウィーン(オーストリア)のベーゼンドルファーが、世界の「三大ピアノメーカー」として定着している。これに、ライプツィヒ(ドイツ)のブリュートナーを入れて「四大ピアノメーカー」ともされる。創業は、ベーゼンドルファーが1828年で、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ブリュートナーは1853年と奇しくも一致。スタインウェイは1880年にハンブルク(ドイツ)にも生産拠点を増やし、ベヒシュタインとベーゼンドルファーの衰退を尻目に世界の高級ピアノ市場を席巻していった。その他では、ショパンも愛用したフランスのプレイエル、少量生産で高級路線を突き進むイタリアのファツィオリ、大量生産で世界の一般ピアノ市場を圧倒する日本のヤマハなどが、世界的に著名なピアノメーカーとして知られる。