大河フリークによる三大名作大河ドラマ
・『平清盛』(2012年)
・『独眼竜政宗』(1987年)
・『新選組!』(2004年)
2016年2月にTBSラジオ『Session-22』で実施された視聴者の人気投票によると、1位が『平清盛』、2位が『独眼竜政宗』、3位が『新選組!』で、4位が『龍馬伝』(2010年)、5位が『花神』(1977年)、6位が『黄金の日日』(1978年)、7位が『獅子の時代』(1980年)、8位が『太平記』(1991年)、9位が『国盗り物語』(1973年)、10位が『八重の桜』(2013年)となっている。その視聴者の内訳は、一般受けしなかった『平清盛』や『八重の桜』がランクインしていることから大河フリークが多いと予想され、また一部を除いて映像メディアが残されていない『花神』や『国盗り物語』がランクインしていることからシニア世代が多いとも予想される。『平清盛』は「源平モノ」、『独眼竜政宗』は「戦国モノ」、『新選組!』は「幕末モノ」。映像美や大規模な合戦シーンを重視するなら、「戦国モノ」は『独眼竜政宗』ではなく同じジェームス三木脚本の『葵 徳川三代』(2000年)。
視聴率の高かった三大名作大河ドラマ
・『独眼竜政宗』(1987年)
・『武田信玄』(1988年)
・『春日局』(1989年)
平均視聴率は1987年の『独眼竜政宗』が39.7%、88年の『武田信玄』が39.2%、89年の『春日局』が32.4%でトップスリーとなっており、この3年間が大河ドラマの黄金時代といわれている。最高視聴率は『赤穂浪士』(1964年)の第47話「討入り」で記録した53.0%がトップで、以下、『武田信玄』の第6回「諏訪攻め」の49.2%、同第3回『別れ』と第8回「湖衣姫」の48.6%、同第4回「運命の出会い」の48.1話、そして『独眼竜政宗』の最終回「大往生」の47.8%と続く。
資料:歴代大河ドラマランキング