世界三大レース

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三大自動車レース

・モナコGP(イタリア)

・インディ500(アメリカ)

・ル・マン24時間レース(フランス)

例年、モナコGPとインディ500の決勝は5月下旬、ル・マン24時間レースは6月中旬に開催される。モナコGPはF1世界選手権、インディ500はインディカー・シリーズ、ル・マン24時間レースはFIA世界耐久選手権の最高峰とされ、それぞれ求められる能力も違う。2017年7月までにこの3レース全てを制覇したのはグラハム・ヒルただ1人。日本人では、1995年にル・マン24時間レースを関谷正徳、2004年に同じくル・マン24時間レースを荒聖治、そして2017年にインディ500を佐藤琢磨が制覇している。

三大競馬レース

・ドバイワールドカップ(アラブ首長国連邦)

・凱旋門賞(フランス)

・ブリーダーズカップ・クラシック(アメリカ)

自動車レースのように定まったものはないが、上の3レースが日本人に最も認知されている国際レースといってよい。例年、ドバイワールドカップは3月下旬、凱旋門賞は10月初旬、ブリーダーズカップ・クラシックは11月初旬に開催される。それぞれドバイミーティング、凱旋門賞ウィークエンド、ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップという「競馬の三大祭典」のメインレースとなる。

ドバイワールドカップとブリーダーズカップ・クラシックはダート2000m、凱旋門賞は芝2400mで実施され、芝・ダートの違いもあってこの3レース全てを制覇した馬は2017年7月現在まで存在しない。日本馬では、2011年にドバイワールドカップ(2010年~2014年はオールウェザー2000m)をヴィクトワールピサが制しているものの、凱旋門賞は1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、2012年・13年のオルフェーヴルの2着、ブリーダーズカップ・クラシックは1997年のタイキブリザードと2004年のパーソナルラッシュの6着が最高着順となり、特に凱旋門賞制覇は日本競馬界の悲願とされる。